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社長・スタッフブログ
先住民族の叡智に学ぶ(2009-5-19)
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世界で二番目の大きさを誇る一枚岩『エアーズロック』 |
5月3日にBS=TBSの番組で「先住民族の叡智に学ぶ」という、東京大学名誉教
授・月尾嘉男氏によるドキュメンタリーの放送がありました。世界の先住民族たち
の文化や暮らしには、私たちが直面する環境問題のヒントがあります。
番組内容は月尾教授がその叡智を探るドキュメンタリー番組でした。
オーストラリア大陸のほぼ中央部、かつては「エアーズロック」と呼ばれた世界で
二番目に大きな単一の岩石がある国立公園を、オーストラリア政府は現地人の
意向をうけて、古くからの「ウルル」という古くから彼らにとって重要な聖地の名称
に正式に戻したのです。
先祖代々、ウルルを聖地としてきたアボリジニの生活は無文字社会の時代から
「ドリーミング」という口頭継承の神話がアボリジニの生活の掟や土地の管理の
決まりごととなっています。 狩猟・採集もこの「ドリーミング」にしたがって行われ、
男たちはカンガルーを狩り、女性たちは「ハニーアント」という、食用となる豊かな
甘みをもったアリを掘り出します。
決して豊かな土地ではありませんが、アボリジニの伝統的な手法で狩猟・採集さ
れる食物には、農業で得られるものに比べて、栄養価が高いことも注目されてい
ます。厳しい乾燥した大地で水を探す方法、食物となるカンガルーなどを狩猟する
手段、彼らの何万年にもわたって受け継がれてきた神話と生活の規範。この中に、
人類が直面している環境問題を解決し、環境と調和した人間の持続可能性を見出
すことができるかもしれないということです。
我が国でも、沖縄には琉球民族、北海道と東北地方に、アイヌ民族の先住民がい
ました。近年、ローカル線の廃止により著しくアイヌ語が目に留まりにくくなってい
ます。
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先住民族が大切に受け継いできた伝統を、我々も大事にしたいものです。
※画像はインターネット新聞 JanJan様より転載 |
最近、アイヌ民族の存在を重んじるために一部の国立公園を、アイヌ語に改めた
という記事を眼にし、ホッとしたところです。
日本人として、北方領土返還を論じる上でも、広大な北海道らしい景観の場所に、
先住民のアイヌの人たちが築いた民族の知恵が沁み付いたその地名は、尊重し
ていきたいですね・・・。廃止駅も、観光用の為にも残せば、後世のために、日本
人として意義もあり、喜ばしいことではないでしょうか・・・。
アイヌ民族および琉球民族を先住民だという認識を、日本人の意識として深くし、
その文化遺産や伝統生活様式の保護促進を、もう少し大事に考えていきたいも
のです。
次回の放送は、は5月31日(日)22:00~22:54です。
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