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社長・スタッフブログ

親の権威の喪失(2008-04-17)

肩車-父と子

 

近頃の世の中では、個人の権利(人権)が、年齢や役割、地位に見境が無く、それが、社会現象として、一般社会、学校、家庭にまでもごく当然のものとして、認知されるようになってきています。

 

 

そのことが原因なのか、親の権威や指導力が、子供に伝わりにくく、親の役割としての立場が子供たちに期待されにくくなっている感があります。

 

祖父母や両親の権威を感じてその指導力が生かされていた時代で、その人たちに関与されて育った、現代の親達は、自らが親の役割として考えていた親の姿と、自分自身が親になっての役割と立場とが、今、現況に立たされて、そのギャップを目の当たりにして、親として、役割の遂行方法について、それを見つけにくくなってきています。

 

 

近頃の社会は、一昔前のような、ゆったりとした経済社会ではなくなり、自分たちの生活費、子供の養育費や塾、習い事、様々なローン返済等々のために、共稼ぎを余儀なくされる家庭が、増えています。

 

その為、日常の生活は、子供と接する時間がすくなくなり、その上、子育てを代行してくれる祖父母も傍にいない、近隣の大人たちも無関心、といった社会環境の中で、親が、子供たちとコミニケーションをはかれる機会が、昔のよき時代と比べて極端に減少しています。

 

 

その一方で、溢れかえるマスメディアからの情報や、無制限に溢れかえる豊か過ぎる物で、洪水の様になった社会環境が、子どもたちに、直接、また間接的に関与し、影響を与えることが多くなってきています。

 

それらの影響が、子供に対する権威や抑制力を弱めた親を飛び越えて、目の前にいる子供達を、感化し、親達が抱く理想的な子供像から、親が制御できない、逸脱した現状の子供の姿を、生み出しているのではないでしょうか・・。

 

 

 

このような社会の状況自体が、親の自信喪失感を増大させ、さらにその他さまざまな要因によって、子どもを育てることに自信と喜びを与えられず、不安感ばかりを募らせている親たちの存在が、段々増えているような気がします。

 

そして、こうした不安要素が人びとを子育てから遠ざけて、少子化現象に加担しているのかもしれません。

 

 

 

これらの社会現象の要因を克服するため、また手遅れにならないように、社会全体で真剣に考え、今すぐにでも何らかの対策の知恵を、見つけ出す必要に迫られています。

 

 

 

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ニッポン住宅JAF(株)/トタニホームズ(株)/NPO住評協 代表取締役 戸谷 奉公  戸谷社長

 

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