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ニッポン住宅JAF 社長ブログ

2012年3月16日 金曜日

「リビング」その1




日本で、「リビングルーム」と呼ばれる部屋が住まいの中に構成されるようになったのは、戦後の昭和30年代から40年代にかけて、海外からの映画やテレビの映像などにより、欧米文化の普及が広まり、それがキッカケだったようです。


元々は欧米からきた文化で、それを見た人々は、アメリカの生活スタイルに大きな憧れを抱き、国が供給する団地などでその生活スタイルを真似した気持ちになっていくうちに、リビングは必ず住居の構成に欠かせないもの、なくてはいけないものと思い込んでしまったのではないでしょうか。

それまでの日本の家では、折りたたみのお膳という家具があって、それをだすと、今で言うダイニングになり、お茶をのんだり、食事をしたり、片付けて広くなった部屋は、一家団欒のリビングになるというスタイルの部屋が一般的でした。

リビングという文化は、まだまだ日本での歴史は日が浅いのです。欧米ではリビングはくつろぐだけの場所と共に、ホームパーティの場所としても利用されています。日本では、せいぜい子供が小さいころ、子どもの友達を呼んでお誕生会のホームパーティをやるぐらいの使い勝手がまだふつうです。

近隣の家とのつき合いも浅くなった現在では、家に一歩でも入れば外部から閉ざされ、家はあくまでも家族だけのくつろぎの場と認識されています。応接セットとか大きなリビングボードとかに占領されて、スペースの有効利用を妨げてしまって、上手に使われないリビングは、家族のコミュニケーションを希薄にする原因の一つになっていることがあります。

日本の住宅は、従来、和室が主流だったのが、敗戦がきっかけで、欧米先進国の生活に対して、「ひがみ」や「羨望」から、その裏返しの盲目的な、「あこがれ」や「願望」といった感情が先走り、実際の生活様式とうまく調和しないミスマッチ状態がしばらくのあいだ続いてきました。いつくるのか分からないお客の為の「応接間」と言う部屋がごく最近までありました。

(次回のブログへ続きます)


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投稿者 ニッポン住宅JAF